2024.04.03若く咲き誇った時代は過ぎ…美しく老木になるのか、朽ち果ててしまうのか 読むリアリティーショー『美しく枯れる。』が発売
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このたび、私の著書『美しく枯れる。』(KADOKAWA)が出版されました。私の身の回りで輝く人間たちを描いて出版した2018年の前作「粋な男たち」の続編となる1冊で、この6年の間に私の身の回りに起こったことをつづりました。たかが6年、されど6年。人生の変動ぶりに、自分でも驚いています。
前作の根底には、粋な男になるべく50歳を過ぎたら「人に迷惑を掛けずに自分勝手で生きていこう」という精神を織り込みました。法定速度を守りながら、人生という「道」を緩やかに自由に生きていくということです。
しかし私は自動ブレーキの付いた最先端の自動車ではなく、1967年製のボロボロの旧車ということに気が付いたのです。ハイブリッド車でもEV(電気自動車)でもない、内燃機関系自動車。ですから相当ガタが来ており、連続してエンジントラブルが発生するのを、メンテナンスしながらどうにかこうにか走っているという状態だったのです。
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