2024.07.31「芸がない」と浅草キッドを名指しで批判…「アサ芸」との歴史はここから始まった! 高田文夫先生「おい、これを聴けよ!」
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「おい、これを聴けよ! いいか、これが浅草キッドの芸なんだよ!」。32年前の紀伊國屋ホール(東京都新宿区)。楽屋に設置されたスピーカーから流れる舞台での浅草キッドの漫才と観客の爆笑の音声を雑誌「週刊アサヒ芸能」(以下アサ芸)の編集長に聴かせながらたんかを切ったのは高田文夫先生でした。
ことの発端は、アサ芸で落語界の大師匠がお笑い界をぶった斬るインタビュー記事の中で、若手芸人への批判が出たことです。そこで「舞台で体を使ってバカなことをやっているだけで芸がない」と名指ししていたのが浅草キッドだったのです。
確かに「たけし軍団」は体を使うことを得意としていましたが、私はそこから脱却しようと必死に漫才に力を入れて活動していたのでショックを受けました。
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