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2024.05.08「町中華で飲(や)ろうぜ」が「社長賞」に どん底の時に出会った仕事 局員一同の盛大な迎えによぎった「番組卒業」

「町中華で飲(や)ろうぜ」が「社長賞」に どん底の時に出会った仕事 局員一同の盛大な迎えによぎった「番組卒業」

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芸人として活動してきて、一度も「賞」なんてものを受賞するなどとは程遠い人生でした。「直木賞」や「芥川賞」も無縁、「ノーベル賞」「国民栄誉賞」などもあるわけがない。競馬の「天皇賞」でさえも勝ったことがありません。これまで私、玉袋筋太郎は「賞」というものに縁がなかったのです。

しかし先月、ある賞を受賞しました。それはBS―TBSの社長からいただいた「社長賞」です。これは同局で放送中の「町中華で飲(や)ろうぜ」(毎週月曜22時)での仕事が認められて贈られた賞でした。

受賞当日、BS―TBSがあるフロアにエレベーターで降りたら、列をなした局員一同から盛大な拍手で迎えられてしまいました。賞を受ける部屋まで続く拍手の波。恥ずかしい気持ちでいっぱいの私の脳裏に「もしかしたら、これで番組卒業じゃないのか?」とよぎりました。

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