2023.12.13「世界のクロサワ」の作品支え…脚本界で天下を獲った橋本忍さん描く 春日太一先生の新刊が発売
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時代劇研究家である春日太一先生の新刊「鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折」(文藝春秋)が発売され、書店でのトークショーにゲストとして招かれました。
橋本さんがサラリーマン時代に脚本を書き、黒澤明監督と完成させたのが「羅生門」。この作品はベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞しました。黒澤監督はここから映画界で存在感を発揮するようになり、その後、脱サラした橋本さんとの共同脚本で「生きる」、そして世界の映画を変えた「七人の侍」を生み出したのです。
「世界のクロサワ」と評された黒澤監督の作品を支えていたのは何と言っても脚本。橋本さんは脚本界で天下を獲ったのです。
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